季節を感じながら武茂川沿いの遊歩道を散策。
御前岩(ごぜんいわ)
- 元禄5年、徳川光圀公が領内検分の折、御前岩を見て「これは誠に天下の奇岩じゃ」と驚ろいたといわれる奇岩。子宝・安産・婦人病・五穀豊穣・商売繁盛・健康長寿の御利益があるといわれています。
武茂川(むもがわ)
- 正面に流れる川は、武茂川(むもがわ)と言い、那珂川水系の川のひとつです。3月には渓流釣りが解禁になり上流ではヤマメなどが釣れ釣り客でにぎわいます。下流までくると、流れは緩やかになり川底が澄んで見えるとても綺麗な川です。御前岩の周りでは、鯉などが泳いでいます。
- 祠(ほこら)
- 正面から見ると見つけにくいですが、御前岩の上には小さな祠があり、そこには木や石で作った男根が奉納されています、祈願されますと子宝・安産・婦人病・五穀豊穣・商売繁盛・健康長寿に大変御利益があると言われています。近くにかかる赤い橋を使って対岸に渡ると、細い参道が御前岩の上に続いており、祠を見ることができます。
- 腰巻竹(こしまきだけ)
- 徳川光圀公が御前岩をご覧になったとき「かかるものを衆目にさらすことは、よろしからず」と土地の役人に命じて、御前岩の対岸に竹を植えさせました。この竹を腰巻竹と言って、県道から直接には見えないようさえぎられています。馬頭町はさまざまな名産品がありますが、竹もそのひとつで、馬頭町に入ると、随所に竹林を見ることが出来ます。